照明器具のエルエーティー

東日本大震災は日本人の環境や快適さに対する考え方を大きく変化させつつあります。これからの厳しいエネルギー事情が予想される中で、一方地球環境保全の課題をクリアすることは照明器具および照明計画が果たす役割は重要です。その解決のため私たちはLEDを中心に日々進化する新しい光源や、ソーラー発電、リサイクル、環境に優しい素材開発など多くの手段を取り入れています。

さらに照明本来の役割を考えるとき、単なる明るさ確保や省電力に加え、人が行動し、安らぐための快適な空間づくりのための照明計画が必要だと確信しています。

そのための「光の質」を重視した器具開発、照明計画を行ってゆきます。

暮らしの領域を広げ、多様なシーンを生み出してきたあかり。私たちは、そんなあかりの歴史を、利便性を超えた「文化」の流れと捉え、変わらない光の本質と、時代に即した照明のあり方を探求し続けています。商空間における基本テーマは、訪れる人に満足いただける場を創造し、その空間で活動する人がストレスなく目的を遂行できる光を提案すること。

環境問題が大きな社会的トピックとなっている現在、私たちは、長い目で見た”持続可能な快適性”の追及はもとより、環境のために”今できる”数々の具体的な取り組みにも力を入れています。

建築設計・インテリアデザイン・ランドスケープデザインなど、空間をデザインする上で、今の光のデザインや照明計画は不可欠。ただ照らす機能だけでなく、空間や環境を創る表現手段として、さらには人と空間をより豊かに結びつける生活デザインの要素としてあかりの役割は「ますます広がっています。

山田照明はこうした時代にあって、人々の生活を豊かにいきいきと輝かす「快適生活空間創造企業」という理念のもとに、照明に求められる多様な役割を見つめ、Best Design,Best Quality,Best Value、3つの "Best"を追及した、空間デザインの提案・照明器具づくりと空間演出に努めています。

「カラフルな光を簡単に手に入れたい」。そんなニーズへの回答として生まれたのがカラーキネティクス。赤・緑・青の発光ダイオード（LED）とマイクロプロセッサーにより、光の色を自由に制御し、鮮やかでダイナミックな表現を可能にします。

その光は、今や定番の光として、建築を彩るライトアップから、舞台・スタジオなどのエンターテイメント・ライティング、インテリア・ライティングや建築照明、ディスプレイ・ライティング、サインへの応用など、さまざまな分野に彩りを添えています。

照明が生活シーンに与える影響の重要性が認知され、照明に個性が求められる今、家具製造を支える職人の木工・塗装技術と、竹、ガラス、紙、金属、アクリル等あらゆる素材を使った経験をベースに様々な分野のデザイナーの協力を得て、新ブランドABOVOからあたらしいあかりのかたちを提案していきます。

今日Flosは、どのようなオフィス、ホテル、そしてショップ等へ切れ目なく統合されえる、住宅用、商業用の照明、そしてカスタムメイドの照明でさえも、コーポレートマニュアルまで含めた特別にデザインされた一連のインフォメーションツールといっしょに、完璧な範囲に亘って提供している国際的な組織です。

Flosのコントラクト部門は、製造メーカーとしてだけでなく、美術館、ショップ、そして劇場のような幅広い範囲にわたる困難な環境の照明システムデザイナーとして得てきた40年以上におよぶノウハウでもって、建築家たちをアシストしています。

ウシオライティングは、「光創造企業」として技術開発力と市場開拓力を結集し、多様化・スピード化する市場に対して、光源からシステムまでの一貫した商品とサービスを提供してまいります。

そして、確かな技術開発力を背景とした製品開発に取り組むとともに、独自の販売チャネルを生かした市場開拓を進め、照明・映像分野をはじめとする様々な産業分野において、常に新しい価値を提案し続けてまいります。